縁(えにし)
約20年前、まだ新宿に住んでいる頃、義母から、
「私が主宰してるバトミントンクラブにすごい人がいて、
ふつうの主婦なのに自分で1億円集めて映画を創っちゃったのよ」
と、その主婦が書いたという自伝本を頂いた。それが益田さんとの最初の出逢いだった。
それから10年以上が経って、エヒメデザイン協会の会長さんから、
「晴さん、すごい主婦がおってねえ、
自分で1億円集めて映画創ったらそれが国際的に評価されたバイタリティーのある人と
明日一緒に呑むんやけど来ん?」とお誘い頂いた。
どこかで聴いたことがある話だなあ?と思って行ったら、同じ人。
今や、堂々たる映画プロデューサーとなった益田祐美子さん、
今夜のテレビ番組でその半生を特集されていました。
あの20年前、自分の息子が彼女の映画にエキストラで出演することになるとは、
全く夢にも思っていませんでした。
ご縁とは不思議なものです。