常識と非常識
やれ、早い晩酌。
電球がまだない時代は日の出と共に1日が始まり、日の入りと共に1日が終わりました。ロウソクは高価だったし、魚から作った油の火は臭くて長時間耐えられなかったから、暗くなったら寝る時間。
ゆえに、江戸の人は昼まで働くと仕事を終え一風呂浴びて早々に一杯。
今は働かない人の方が馬鹿にされる時代ですが、当時は働く人の方が哀れに思われた時代でした。「藤田さんちは昼からも働かないと食えないらしいぜ!」って。
タイガースの武道館公演のレコードを聞いてるとジュリーが、「席を立ってる人がいるね、座って観るのがマナーだよ」と観客に注意を促すMCがあります。今では座ってライブを観てる方が若者からは白い目で見られますね。
常識や習慣なんてものは、時代の流れとともに全く変わってゆきます。
今日も一日お疲れ様でした。